少年野球をはじめるには

まずは野球部に入れ!

プロ野球選手のほとんどは、小学生の頃に地元の野球チームへ入団しています。きっかけは様々で、友達に誘われた。父親がコーチをしていたから。兄弟が入部していたから。等々、、、

個人的には、小学3年生あたりに入部する人が多い様に思います。
私も小学3年生の頃に当時の親友に誘われて地元の小学校の野球部へ入部しました。
所謂、少年野球というやつですね。

まずは、小学校の先生や練習しているチームの代表などに声を掛けてみて、情報収集をしてみてください。きっと地元の野球チームが見つかるはずです!


どんな所なの少年野球?

少年野球の球団は、私設球団がほとんどです。
その為、小学校と親密に関係があるわけではありません。
もちろん、関係強化の為に綿密にコミュニケーションを図っている球団もあると思います。

私設球団である為、コーチはボランティアです。
地元の野球好きなおっちゃんが教えてくれる感じと言えば、分かりやすいでしょうか。
中には、父親がコーチを買って出て息子に野球をさせる親もいます。
何れにしても、ボランティア精神に基づいて運営されているのが少年野球チームとなりますので、入団後は親御さんの協力が欠かせません。

選手である小学生の面々は、2部あるいは3部のチーム構成に成っている事が多いです。

    小学1年~2年 Cチーム
    小学3年~4年 Bチーム
    小学5年~6年 Aチーム

高学年となるAチームは、その野球部でも花形です。
一番体力、技術があるわけですから大会にも力が入る所です。

基本的には同じ小学校に通う子供達が所属しますので、学校でも仲良くなりますし、野球部内でも仲間意識が強いのが特徴です。兄弟で入部しているケースも多くある為、後輩の面倒も良く見ますし、親御さんにとっても子供達にとっても良い時間である様に思います。


いつ練習するの?

平日は学校があるので練習はありません。
これもその野球部の方針に基づくというのが基本です。
放課後にボランティアコーチの手があれば、毎日練習するクラブもあるかもですが、基本的には土、日、祝日と考えて問題ありません。

私の経験上、大抵日曜日は試合でした。
土曜日に練習して、日曜に練習試合か大会の試合。
土曜日の練習は、朝から夕方までみっちりありました。
お弁当持参、あるいはお昼にお弁当屋さんに買いに行くなどして昼食を挟んで夕方まで練習します。

日曜日の試合も朝からがほとんどでした。
親御さんやコーチが車を出して、相手の学校や試合球場まで移動します。
子供たちは、バラバラに分かれてコーチの車へ乗せてもらうという感じです。
たま~に、バスを借りて球場まで行くことがありましたが、お金もかかるので滅多にありません。


道具はどうしたらいいの?

バット、ボール、捕手の防具、網ネット、ベースはそのクラブで保有しています。
私が小学生の頃に所属していたクラブは、小学校の倉庫に入れてもらっていました。
クラブで保有している道具は、みんなで使用できますので持参しなくとも大丈夫です。

基本的に自分が用意して持参しなければならないのは、以下の3点です。
1.グローブ
2.衣服(ユニフォーム、帽子)
3.スパイク
(4.バットは自分専用のものが使いたい人のみ)

特別に高品質な物を用意する必要はありませんが、自分に合ったものを選択することをお勧めします。
ユニフォームは、所属するクラブで統一されていることが多いです。
中には練習用と試合用で分かれているケースもあり、その場合は少しお金が掛ってしまいます。

少々の破れなどは頻繁に起こりますので、当て布して縫い付けてしまえば問題ありません。
スライディングをするので、膝部分は嫌と言うほど破れてきますので、買い足しではお金が持ちません。


部費はどれぐらい?

これも一概には言えませんが、大抵3,000円~5,000円ぐらいです。
力を入れているクラブは10,000円を超える所もあるかと思いますが、私はそこまでの金額を耳にする機会がありません。
但し、怪我に対して保険を含んでいるクラブもあると思います。
所謂、スポーツ保険です。

スポーツ安全協会が運営しており、任意の保険加入が可能です。
短期レッスンのスポーツ用のプランもあり、子供から大人まで加入することができます。
子供は最安値のプランで、なんと!!掛け金年間800円!
それに、コンビニで保険料を支払うことが出来ますので手軽♪

想定される事故は、練習中、試合中の怪我です。
最も大変なのは骨折で、スライディングで足を骨折した、ヘッドスライディングで腕を骨折した等、骨折の機会は常にあります。
また、真夏の炎天下で熱中症で病院へ運ばれる子も結構います。

あるいは、相手に怪我を負わせてしまうケースも考えられますので、もしや?!という時に備えて保険加入しておくことをお勧め致します。
補償内容や掛け金と相談の上、保険プランを決定すれば最小限の負担で安心が担保できます。

話が逸れましたが、、、部費の用途は道具代や試合の交通費が大半です。コーチはボランティアなので支払われるケースはほとんどないと言っても良いと思います。あるいは、年行事として忘年会を開く際の会費とかに使われることもあると思います。
忘年会と言っても、選手である小学生と親御さん、コーチが集まって夕食を食べる様なイベントです。
同じ学校の同級生と思いで作りをしていると思えば、決して無駄な費用にはなっていないと思います。


親御さんは何すれば良いの?

ここまで記述している少年野球チームは地域密着の私設球団なので、親御さんのご協力は欠かせません。
土、日の練習や試合の日には、チームのみんなが飲めるお茶を持って行きます。

こんなやつです↓

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) トップキャッチ ツインコックウォータージャグ 10L M-5029

チームでジャグ(大きな水筒)を用意している場合もありますし、誰かの親御さんが用意してくれたものをチームで使いまわししていたり、何せ親御さん各位のご協力で実現されていることが多いです。
この大きなジャグにお茶を入れて持っていくわけですが、大抵お茶当番なるものがあり、当番制になっていたりします(チームによりますが、、、)
もちろん、親御さんの中には土、日も仕事で駆けつけれない事もありますので、必ずやらなければならないというものではありませんが、チームに貢献できる部分は担ってほしいというのが事情でしょう。

後は、コーチだけに頼るのではなく、自分の子供やチームメイトを見に行くというのが一番の仕事です。
体調の悪い子は居ないか?怪我をしていないか?等、クロスチェックを働かせる意味でもコーチと親御さんの両方で見守る事がベストです。
結構熱心なコーチは、真夏の炎天下に水分補給を忘れて練習をさせてしまうケースもありますので、冷静な判断を欠くことが無い様に見守る役目が必要です。